場所 | 山形県鶴岡市、庄内町、西川町 |
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御祭神 | 月山神社:月読命 出羽神社:伊氏波神・稲倉魂命 湯殿山神社:大山祇神・大国主命・少彦名命 |
参拝日 | 2018/10/06 |
出羽三山神社
山形県にある月山、羽黒山、湯殿山の三つの山を総称して出羽三山と言いますが、この出羽三山は日本古来の山岳信仰と仏教などが習合した修験道の聖地でした。
月山には月読命(つきよみのみこと)を祭神とする月山神社、羽黒山には伊氏波神(いではのかみ)と稲倉魂命(うかのみたのみこと)を祭神とする出羽神社、湯殿山には大山祗命(おほやまつみのみこと)、大己貴命(おほなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)の三神を祀る湯殿山神社がありますが、月山と湯殿山が冬の間雪で閉ざされ参拝が出来ないことから、羽黒山の山頂に出羽三山の神々を合祭する出羽三山神社が設けられました。
これらの神社は羽黒山に五重塔があるように元々は神仏混合の寺院でもありましたが、明治期の神仏分離により寺院が廃寺となり、現在のようなかたちになったようです。
管理人は2018年に国宝の羽黒山五重塔が150年ぶりに御開帳された際にツアーで参拝しました。
羽黒山の杉並木に立つ五重塔の偉容は、京都・奈良の寺院にあるものとは又違った雰囲気があって、とても素晴らしいもので、特別拝観で五重塔の内部も見学出来たことはとても良い経験でした。
尚、元号が平成から令和に変わった事を記念して、2019年4月27日から11月30日まで、2018年と同様に国宝羽黒山五重塔の一般公開をするそうです。