唐招提寺

場所	奈良県奈良市
宗派	律宗
御本尊	盧舎那仏
拝観料	大人：600円 中学生・高校生：400円 小学生：200円
参拝日	2018/02/12

唐招提寺は天平宝字3年（西暦759年）に唐・大明寺の高僧だった鑑真和上により創建された律宗の総本山です。

天平5年（西暦733年）に遣唐使と共に渡唐した二人の僧、普照・栄叡の願いを受けた大明寺の高僧・鑑真が、幾多の困難を乗り越えて、仏教者に戒律を授ける「導師」「伝戒の師」として日本に渡るまでは、井上靖氏の「天平の甍」でも描かれている有名な話で、正しい仏教を日本に布教しようとするその気概は尊敬するしかありません。

その鑑真和上により創建された唐招提寺には多くの国宝や重要文化財が残され、例えば東大寺の大仏や法隆寺の五重の塔、興福寺の阿修羅像、薬師寺の薬師三尊像などに比べれば派手さはないものの、実にどっしりとした重みを感じました。

管理人が唐招提寺に参拝した日は、前日から降った雪が境内に残っていて、なにか実に清らかな気分で参拝をさせて頂きました。